カテゴリー別アーカイブ: 英語多読

好きこそ物の上手なれ⑤「妖怪ウォッチ」編

今週のレッスンのひとコマ。

BBカードで遊んだ後、今日は久しぶりにひとコマ漫画で好きなセンテンスを作ってみました。

今日のヒントとなったのはこのカード。

Mr.Frog

 

Mr. Frog sells apples and bananas.

 

 

 

小1のY君とビンゴをして遊びながら、こんな会話。

私:「Y君だったら何を売りたい?」

Y君:「ご飯と焼き肉!」

私:「O.K., Y-kun sells rice and yakiniku!」

Y君:「海苔も!」

私:「Y-kun sells rice, yakiniku and seaweed! じゃあ、あとでイラストカード作ろうか?」

Y君「うん。売る人はぼくじゃなくてもいいんでしょ?」

私:「もちろん!誰が売る?」

Y君:「ブシニャン!」

私:「Bushinyan sells rice, yakiniku and seaweed! いいねえ〜、このセンテンス。」

Y君:「うん。ご褒美は極上マグロ!」

bushinyan1BBカードでオリジナルセンテンスを何回もリピートして遊んでいるので、英語の音やイメージは体にしみ込んでいます。なので、文の言い換えはとてもスムーズです。大好きな妖怪ウォッチのキャラクター「ブシニャン」が売るので、想像力もどんどん働いてイラストのアイデアが膨らんでいきます。(ちなみにセンテンスは口頭で何度もリピートしますが、この段階では私が文を書いてあげています。)誰が(ブシニャン)、何を(ご飯、焼き肉、海苔)売るという文の構造。「主語」「目的語」などという言葉を使わずに、BBセンテンスをもとに言葉の入れ換えをスムーズにやってのけます。この繰り返しを何度もしていくうちに、自分で発信できる英語表現が定着していくことでしょう。

 

Bushinyan sells rice, yakiniku and seaweed. His reward is Gokujomaguro.

今日もステキなイラストカードがスケッチブックに追加されました!

 

「好きこそ物の上手なれ」は小学一年生でも中学一年生でも一緒。

夕べの中学生クラスの女の子達はそれぞれ好きなシリーズを読んだ後、BBカードで遊びました。SIRの Frozenシリーズ、 ORTのキッパーシリーズ、 Disney Read-Alongシリーズ、それぞれが「今日はこれ!」と思ったシリーズを読んだり聞いたりして多読タイムを過ごしました。

好きな英語にたくさん触れて、使える英語に繋げていってほしいと願います。

tadokuclass2

 

 

 

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多読を始めて変わったこと

教室に多読を取り入れるようになって、自分でも「変わったなあ〜」と思えることがたくさんあるのですが、そのひとつに「生徒の意見をもっと取り入れるようになった」自分の姿に気付きます。

多読とBBカード中心のカリキュラムに変えてからというもの、生徒の様子を見守り、何に興味があるのか、どんなタイプの本が好きなのか、どのカードゲームだとのめり込んでたくさんの発話に繋がるのか、とにかくひとりひとりの様子をよく観察するようになりました。

特に本選びに関しては常に「あの子はこのシリーズが気に入っていたみたい。続編を買ってみよう。」とか、「絵がかわいい、ほのぼのしたストーリーが好きみたいだから、あの本を試してみよう。」とか、みんなの顔を思い浮かべながら、次にどの本を購入するか考えるようになりました。本選びは私にとっても楽しい時間です。

Frozen3

 

今月の新書6冊!

 

 

 

左上の2冊はPeter Pan Read-Along Storybook and CDFinding Nemo Read-Along Storybook and CD。ディズニー大好きな中学生女子が「先生もっとこのシリーズ入れてください。」と以前からリクエストがありました。CDの音はナチュラルスピードでとっても速いのですが、大好きなディズニー映画でよく知っているお話なので、スピードが速くちょっと難しい英語でもまったく気にならない様子。ナチュラルスピードに耳が慣れていることはと〜っても大切なことです。この2冊、気に入ってくれるといいな。

右上の2冊はMo WillemsさんのDon’t Let the Pigeon Drive the Busシリーズ。Elephant & Piggyがみんなのお気に入りだったので、同氏のこのシリーズも試してみようと思いました。絵も英語もとってもシンプルなんだけどおもしろい!

右下の2冊は私もはじめて読むシリーズ、ひとつはMr. Putter & Tabby Pour the Tea。多読教室の先生がブログでお勧めされていたので、私も生徒に紹介してみようと思いました。ほのぼのした内容で、心あたたまるお話です。

そして最後の2冊はFrozenから、Anna’s Best Friends (Disney Frozen) (Step into Reading)A Tale of Two Sisters (Disney Frozen) (Step into Reading)。これはもちろん生徒達のために選んだのですが、私の大好きな雪だるまのオラフ君が登場するので、自分のためにも買っちゃいました。

センテンスもシンプルで読みやすいです。

Olaf1

 

Olaf the snowman is Anna’s friend.

He dreams of warmer weather.

 

次は私の大好きな一場面から。

Olaf2

 

Olaf is brave.

He builds Anna a fire.

 

大好きなひとコマひとコマといっしょに、こうしたシンプルなセンテンスにたくさん触れているとやさしくて使える、ナチュラルな英語をどんどん吸収することができるでしょう。

やっぱり、英語は好きなものをたくさん、そして楽しく続けられることが一番ですね!

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キーワードは「赤ちゃん」!?

ここ何ヶ月か、BOOK・OFFで買ってきた本やkindle本、図書館で借りてきた本、いろいろな方のブログ記事等々を読みながら、英語上達のためのキーワードがあることに気づきました。

IMG_Emmybaby1

 

赤ちゃん。

そう「赤ちゃんに習え」です。

 

(Emmy at 5 months old)

赤ちゃんは生まれたときから、いやそれ以前、胎児の頃から、耳から聞こえる音を毎日毎日聞き続け、1歳半くらいから意味のある単語を発話するようになります。

ちなみに我家の子どもたちが1歳半から2歳頃の言葉、母子手帳のページにはこんなことが記録してありました。

わんわん、ぽっぽ(はと)、どーじょ(どうぞ)、じゃんばーい(ばんざーい)、はっぴーじゅーじゅーじゅーじゅー(ハッピーバースデートゥーユーのつもり!?)、いけましぇん、おいでー、すぷーんとーたい(スプーンちょうだい)、もうちょっと、等々。

個人差はあると思いますが、一般にこの段階に達するまでには2000時間くらいかかるそうです。この時期にいたるまで、赤ちゃんの頭の中にはたくさんの言葉のインプットがあり、アウトプットへの準備が着々となされています。お母さん、お父さん、兄弟、姉妹、おじいちゃん、おばあちゃん、まわりの人たちが発する言葉を聞き、その様子を眺め、来る日も来る日も大量のインプットを続けていくうちに、一言、二言、そして次々に発話する言葉が増えていきます。

赤ちゃんや幼児の「吸収力、好奇心、繰り返したり、間違うことを恐れない」という姿に私たちも習う事がたくさんあるのです。

「赤ちゃんや子どものように言葉を習得するのは無理!」と思っている皆さん、「私の考える英語上達法」として国連の田島麻衣子さんのブログ記事の抜粋がありますので、お読みください。

多少無謀でも、自分の状況を赤ちゃんの状態に近づけてしまうことが最大の近道なのだ。彼らは与えられた言葉を「訳する」こともしないし、「なぜここが現在進行形なのか」と考えることもしない。最初は母親の言葉(ネイティブ)を聞き、繰り返すだけ。文部科学省の方に声を大きくして伝えたいのだが、自分自身の語学学習プロセスを辿ってみて、大きなエネルギーのロスは中高の文法の授業にあったと思う。赤ちゃんは、ただ膨大な量の繰り返し、という点が鍵。とにかくあらゆる分野の英語を音声で聞き、何も考えずに多くの量をすらすら暗唱できるまでに繰り返すこと。これが結局一番の近道だと思う。

・・・最初は辛くても、英語で記憶、英語でそのまま表現、習慣付ける。私の中でも、二つの言語は全く別のフォルダーに収納されているイメージがある。英語で話しているときには英語で考え、日本語で話すときには日本語で考える。自分の気に入った映画のセリフでも、英会話のテキストでも、ネイティブの発音をまねて100文位暗記してみるといいかもしれない。そして恥ずかしがらずにそれを使ってみること。

英語は英語のまま、そのまんま吸収する、ここにも上達の秘訣があるようです。

田島さんのおっしゃること、ものすごく納得です。

特に「ネイティブの発音をまねて100文位暗記してみる」ことについて、教室で毎週子ども達と遊んでいるBBカードがそれにぴったりと当てはまります。2年、3年と毎週遊び続けていくうちに、BBカード&グラマーカード、合わせて100文以上の英語表現が体の中にしみ込むように吸収されます。最初は音からが大切です。

さらには多読多聴でやさしい英語からスタートし、英語は英語のままたっぷりと吸収していくことで、少しずつアウトプットがスムーズになっていくのです。

そして、言葉を使えるようになるためにとっても大事なことは「間違えを恐れず、恥ずかしく思わない」ということです。

日本に居ながらにして、英語を上達させる方法はいろいろあると思います。これからも小さな教室の取り組みを少しずつ紹介していきたいと思います。

 

追記:10ヶ月ぶりにアメリカから帰国した長女(もう大学が夏休み!)。先ほど彼女の部屋にお邪魔したら、インターネットラジオからフランス語のニュースが流れていました。選択科目でフランス語のクラスを取ったそうなのですが、耳慣らしのためにちょこちょこ聞いているようです。世界中どこにいてもインターネットの接続さえあればいろんなことが可能な時代。フランス語聞きながら夏のアルバイトのためのレジュメを英語で書いている彼女が眩しく頼もしく思えました。

 

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留学時代の思い出 〜Fluency Over Accuracy〜

実家からもってきた古い荷物を整理していたらいろいろなアルバムが見つかりました。

留学時代の懐かしい写真の数々。28年前のことです。

ホームステイ先

 

教会で知り合ったキャンプさんご夫妻のお宅で感謝祭のディナー。キャンプさんの孫(上)と南米コロンビアからの留学生たち(下)と一緒の1枚。ちなみに私は下段左にいます:)What big hair I had back then!

 

高校の卒業式翌日には成田空港から単身渡米、アラバマ州ガズデンの小さな空港に降り立っていました。タクシーも拾えない夜の田舎町の空港から、Sheriff(保安官)の車で学生寮まで送っていただいた、そんな懐かしい思い出が次々とよみがえってきます。

ルームメイト

 

青のTシャツを着ている人が私の最初のルームメイト、ナイジェリアから来ていた学生アグネス。とても優しい女の子でした。

 

留学当初、はじめの3ヶ月は無我夢中でした。大学入学前には各国から訪れる留学生達と一緒に語学研修を受けたのですが、一番話せないのが私たち日本人留学生。アフリカ、ヨーロッパ、南米から来ていた学生たちはどんどん話します。とても積極的に、文法の間違いなど気にせず、社交的で、おしゃべり上手でした。私たち日本人留学生が唯一、胸を張って参加できたのは、文法のクラスだったかな。

3単現のSとか、単数複数とか、過去形か、いや現在完了形がいいのか、いざ使うときにいちいち気にしていたら、どんどん進んでいく講義でのやりとりや、仲間との会話のスピードに追いつきません。”Fluency Over Accuracy”の必要性をつくづく感じました。

どんどん話したり、書いたりするうちに、文法の間違いも少しずつ直されていく、そんな感覚を養うことが大切だと思いました。文法はばっちりで、きちんとした日本語に訳せるかどうか、そういう力は実際に英語を使う場面では必要ありませんでした。

Fluency Over Accuracy

正確さよりまず先に流暢さ。

ここでいう「流暢さ」というのは、「間違いを気にせず恐れずどんどん使っていく」という意味です。

英語に接する量が増え、どんどん使っていく中で、少しずつ正確さが増していく感覚を養うことはとても大切だと思います。

日本の中学高校6年間で接する英語の量は、このFluencyを体験するにはあまりにも足りないことは事実です。しかし、多読多聴を中心とした活動で英語を取り込む量を増やしていくことは十分可能だと思います。そして、フリーライティングやフリートーキングで、間違いを気にせずどんどん使っていく中で、少しずつ細かい部分に気付き、直し、修正していく。よく考えてみれば、普通に言語を習得していくプロセスです。

日本の学校英語ではまず「正確に」英語を身につけていく事が大切とされています。テストでは「S」が付く付かないで−2点。スペルミスで−1点。マイナス、マイナス、減点方式で、紙面上の正確さにおいては相当訓練されると思います。

しかし、正確さにこだわればこだわるほど、いざ英語を話す、使うときに、間違った事を言ってしまわないだろうか、現在と過去を混同したら意味が通じるだろうか等々、心配しすぎて話すタイミングを逸してしまいます。私を含め日本人留学生たちが間違いを気にしすぎてなかなか発言できなかったもどかしさ、あの頃のことを思い出します。

私の小さな教室でできることは限られているかもしれませんが、「英語を使えるようになる」「英語を使って自分の世界がどんどん広がることを楽しんでいける」ために、Fluency Over Accuracyを大切に、毎週のクラス活動を工夫していこうと思います。

追記:中学生に文法の説明をしようとすればするほど、私自身もまた生徒たちも「使う英語」から遠ざかってしまっているなあと思った事が何度もあります。現在完了、不定詞、分詞、構文、文法用語をどんなに教えても、またマスターしても、実際に英語を使う事をはじめなければ、何のための「英語」なんだろうと思います。私が教室で「多読多聴」や「BBカード」を取り入れるようになったのは、「正確さよりも、間違いを気にしないで使っていく英語」に近づきたいと思ったから、そんな理由なんだと思います。

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この春、英語の新しい習慣はじめませんか?

これまで、「英語は勉強するもの」と頑張ってきた皆さん、この春から新しい習慣をスタートしてみませんか。

小学生から英語に触れるとしたら、英語で「たくさん遊ぶ」習慣をつけ、語感が育つようにサポートしましょう。英語の語感を育てるのにとてもよい教材があります。

B.B.カード

 

 

カードで遊んで英語大好き!!

B.B.カード

Letters & Sounds 64

 

BBカードを教室で使い始めてからもうすぐ2年になりますが、使えば使うほど、よい手応えを感じています。BBカードについては、私のブログの他のページや、こちらのブログでも紹介されていますので、ぜひ参考にしていただければと思います。ご家庭で1セット用意して、トランプやカルタとして遊んでも楽しいですよ。

英語絵本の読み聞かせもお勧めします。絵を見ながら英語の音を聞き、想像力を働かせながらストーリーを追い、英語を英語のまま理解する良い習慣が身に付きます。絵本というすばらしい素材を介して、ステキな親子の時間がもてる、また先生と生徒との間によい関係が築かれる、そんな風に思います。小学高学年生、中学生、高校生は、ぜひ「多読多聴」に挑戦してみてください。英語が使えるようになるためには、読む・聴く・観るといった、たくさんのインプットが大切です。

この春、NHKがラジオ多読講座をスタートしました。Enjoy Simple English(エンジョイ・シンプル・イングリッシュ)という番組。さっそくテキストを購入し、ラジオ放送も聴いてみましたが、ショートストーリー、伝記、昔話、文化の紹介等々、内容も豊富。好きなジャンルの放送を聴くだけでもいいと思います。簡単な英語で書かれていますし、日本語の解説が全く入っていないので、5分間英語漬けになることができます。多読の習慣を身につけるのにお手頃な値段(テキストは月/540円)も見逃せません。一日5分「辞書がなくても読めた!聞けた!を毎日体感」したら、半年後、一年後には、皆さんの英語に必ず違いが生まれているはずです。英語の新しい習慣「ラジオで多読多聴」、高校生以上、大人の皆さんにお勧めです!

Enjoy Simple English

 

英語は「勉強」より「慣れる」ことがとても大切だと思います。毎日5分の多読習慣を「めんどくさ〜い」と思うのか、「やってみよう!」と思うのか、それは皆さん次第です!

 

 

自宅の小さな教室での英語の取り組みが5年目を迎えようとしています。小学生の頃から通い続けてくれた生徒さんがこの春高校一年生になりました。多読をもっと続けたいと頑張っています。多読多聴の環境を整えるために、BBカードでもっともっと遊ぶために、ゲームのための広いスペースを確保するために、座卓テーブルを二つ新調しました。これでBBカードを6セット並べられます!ビンゴ、坊主めくり、モンテカルロ、七並べ、波瀾万丈、ブラックアウト等々、いろんなゲームでたくさん遊んで、今年も英語の語感とセンスを磨いていこうね!

B.B.カードゲーム

 

 

 

 

 

来週後半には、地域新聞に教室のチラシが折り込みで入ります。BBカードや多読に興味のある方はぜひ体験クラスにお越し下さい!教室案内もご覧下さい。

ホーム英会話  ホーム英会話の本棚

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Daily Bread 「日々の糧」

春休み。皆さん、どんなふうに過ごされていますか?

家族で旅行、友達とショッピング、ディズニーランド、お花見、サイクリング、スポーツ、etc.。

我家もみんなで映画を見に行ったり、子どもたちはミニキャンプや小旅行に参加したり、それぞれの”Spring Break”を楽しんでいます。

さて、英語教室ではあえて春休みは設けず、いつも通り多読多聴、BBカード、楽しいボードゲームタイムも取り入れて、わいわいやっています。

この冬、受験でがんばっていた中3生たち。進路が決まり、中学校の卒業式も終え、春休みを満喫しているようです。

ほんとうに、よく頑張りました。受験期になると塾で忙しくなり、英語教室をやめる子があってもしょうがないと思っていますが、「多読を続けたいから」と、今年の二人は塾と英語教室と掛け持ちで頑張りました。Hちゃんは「受験英語の勉強だけだと、英語が嫌いになる。」と言って、教室に来たときはひたすら絵本やCD付きの本を読みあさっていました。フリーライティングでも、率直な思いや、受験期の悩みなどを、がんがん、自由に、英語で書いてくれていました。春休み中も休まず通ってくれています。Mちゃんは、「時間がいっぱいあるから家でも読みたい。」と言って、春休みに入ってからというもの、毎週10冊近い英語絵本を借りて行っては家でも多読をしています。いろいろな音源をダウンロードして、iPodで聞けるようにしたいと、多聴的な英語の取り込みにも意欲的です。

私の身近でもう一人、多読を始めた新高校一年生がいます。教室生ではないのですが、知り合いの息子さんで、将来の展望の中に「英語を使えるようになっていたい自分がある」と相談を受けたので、それなら「多読やってみる?」と勧めてみました。

彼も春休み中「多読で英語」。たくさん読んで、たくさん吸収してほしいと思います。

高校生活がスタートし、忙しくなる前に、みんなの日々の生活の中に英語がごく自然に取り込まれているような習慣を身につけてほしいなあ。たとえば「カバンには英語のペーパーバックが入っていて、いつでも読める。」とか、「iPodには好きな音楽やお話が入っていて、音を聞きたいときはいつでも聞ける。」とか。使える英語に必ず繋がるよ。

話はちょっと変わって…

7年前に今のところに引っ越してきた当初、たいへんお世話になった、もうすぐ80歳になる女性Oさん。先日、その方と駅でばったり会い、電車の中で15分ほど、いろいろな話に花が咲きました。毎日歩くことを欠かさないOさんは、足腰もとっても丈夫。聞くところによると、60代の頃は毎日、二重飛びで体を鍛えていたとか。英語も堪能で、とてもアクティブなおばあちゃんです。

話しながらふと見ると、Oさんの手には、ある一冊の小冊子が握られていました。

Our Daily Bread.

ちょっとした時間に読めるように、いつもこれを持ち歩いているそうです。

英語も聖書も日々の生活に取り込んでいけるように、それがコツよね。

人生の大先輩に、ポンと背中を後押ししていただいたような、清々しい気持ちになりました。

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