カテゴリー別アーカイブ: 本の紹介(日本語)

魔女の宅急便

久しぶりの投稿です。

今、ティーンエイジャーの娘と、この本を読んでいます。

 

魔女の宅急便

角野栄子 作 / 林明子 画

 

 

夕飯後、娘がお皿を洗ってくれる時に私が読み聞かせ、という超のんびりペースの読書なのですが、いやあジブリ映画とはまたちょっぴり違う、味わい深い物語です。十代の頃の冒険や、独り立ちした時の忘れていたような心の動きを一つ一つ思い出させてくれるような、そんな本です。

住む場所と仕事が決まり、少し落ち着いたキキが両親宛てにはじめて書いた手紙に、やられました。

 

その夜、キキは、オキノさんとコキリさんに、はじめて手紙を書きました。

「コリコという町に住むことにしました。海の近くの大きな町です。ちょっと大きすぎるかなと思いましたが、あたしがはじめようと思った仕事にはぴったりの町なのです。それは『魔女の宅急便』といって・・・・・」

キキは元気をなくしたときのことはのぞいて、今までにあったことをみんな書きました。そして、手紙をこんな風に終わりました。

「お針子さんから、おすそわけをいただくとしたら、あたしの服のおすそあげではなくって、ジジに銀色のざぶとんをつくっていただこうと思います。こんど、ジジのすましたかおを絵にして送ります。

楽しくやっていますから、どうぞご心配なく。とうさんもかあさんもお元気で。では、さようなら」(p.92)

 

あ〜もう、キキの心の中が手にとるように伝わって、私の目には涙がじわ〜んと湧いてくる。

娘:「ママ大丈夫?」

私:「高校卒業して、留学生活がスタートした頃のこと思い出しちゃってさあ・・・」

今二人で半分を読み終えたところです。

後半も楽しみ。

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多読の可能性は無限大

東京基督教大学で日本語多読クラスを担当しています。

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自宅教室での英語多読を機に、日本語を勉強している留学生のための日本語多読の可能性を模索するなか、2013年頃からセミナー・ワークショップ参加、本集め、情報集めをし、授業の機会が与えられ、大学での実践は今回で5学期目となりました。

言語習得における多読の可能性は無限大。学生がいて、本があり、場が提供され、支援者たちのサポートがあれば、多読クラスは必ず成功すると信じています。本の数、本を手にして読む学生たち、そしてそれを見守る人たちの祈りの中で、想像していなかった豊かな世界が広がっているような気がしています。

 

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大学のグローバル化が騒がれて久しいですが、忙しさを理由に本を読むことさえしない4年間が過ぎて行く、そんな学生は多いと思います。本の中には人の根源的な問題と言うか、世界共通のテーマがあふれていて、外国語習得という枠組み内での読書や多読活動を通し、グローバルな取組みができることを再確認しています。私たちのまわりにあふれるたくさんの言葉、本や絵本、音楽、映像、芸術に触れることを通して、日本のこと、また世界のこと、そして人の根本的なことがらに及ぶような、真にグローバルなテーマを共有できる、多読授業は、そんな可能性を秘めているように思える時があります。

 

難しいことばかり書いてしまったので、ここでちょっと、前回のクラスの様子をお話します。

多読授業では、なるべく多くのいろいろな本を選べるような場を提供することが大切だと思っているので、多読読み物の他に、アニメブック、児童書、子ども新聞、そして市の図書館で毎週絵本を20冊ほど借りて来て、テーブルの上に並べています。

ここ数週間、私の読書のテーマは「父」、”Father” 、”Daddy”、”Padre” なのですが、そんな思いのある中で、こんなすてきな絵本を見つけたので、授業のときテーブルの上に並べました。

「ぼくのパパはおおおとこ」

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我が家のガールズたちが小さかったとき、彼女たちからみた主人(Daddy)の存在はこのくらい大きかったことを思い出します。

子どもたちの目から見るパパの存在はと〜っても大きいのだと思うような素敵なイラストです。

 

 

 

 

 

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ぼくのパパはおおおとこ

世界一のパパがいる人 みんなに

 

 

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ぼくは なあんにも こわくないよ。

パパのうでの中ならね。

 

 

 

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ぼくのパパはおおおとこ。

パパはハートも大きくて、ぼくのことこんなに、大好きなんだって。

 

 

1時間半ほどの読書の後、毎回授業の最後に「今日読んで好きだった話しを紹介する」という機会を設けています。

この本を手に取った一人の留学生が紹介してくれました。

彼女はみんなにこの本を読み聞かせてくれた後、たどたどしい日本語で、こんな感想を述べてくれました。

「この本はすてきです。見ていると安心します。読んでいるとき、天のお父さんのことを思います。天のお父さんは大きくて、やさしくて、私たちのこと大好きです。」

本が私たちの心を繋いでくれるひととき。

本を通して、私たち人間が慕い求める、真にグローバルな、人の根源的な思いの共有。

彼女がこの本を通して触れた日本語は、すてきなイラストと一緒に、必ず彼女の記憶の中にとどまって、心と言葉が通う体験へと繋げてくれることを信じます。

多読の可能性は無限大。

本と、場と、本を手に取る人たちと、支援する人がいれば、多読クラスはきっと上手く行きます。

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最後に私のパーソナルストーリー。

私の姉が描いた、父を思う素敵な一枚。

私の宝物。

 

 

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村上春樹と学校と英語

この本を読みました。

職業としての小説家 村上春樹

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読もうと思ったきっかけは下記のブログ↓

目からウロコの英語「楽」習

こちらのブログでは高校の英語の先生がご自身の多読体験をもとに、しゃべるためにも多読、受験にも多読、とにかく多読多聴にまさる英語習得法はないと力強く語っていらっしゃいます。この先生に刺激を受けて、私の多読指導に対するモチベーションが下がりそうなときには、関連記事を読ませていただき、励ましていただいております。

「学校」と「英語」について、私が日頃考えていることが、なんと村上春樹の高校時代の英語体験の描写と重なっていて、さっそくこの本を購入しあっというまに読んでしまいました。

特に興味深かったのは、第8回「学校について」。

村上春樹にとって学校はどのような場所であったのか、学校教育は小説家である氏にとって、どういう影響を及ぼしたのか、この章の中では教育というもの全般について、氏が感じていることや思っていることが綴られています。「効率」を追求するときに奪われる「想像力」、そのへんのことについても、普段私がぼんやりと考えていることがらが言語化されているようで、たいへん共感の持てる章で、3回も読み返してしまいました。1章すべて引用したいほどですが、今回は英語についての記述のみでがまんします。

下記にその抜粋をいくつか紹介します。

僕は高校時代の半ばから、英語の小説を原文で読むようになりました。とくに英語が得意だったわけじゃないんですが、どうしても原語で小説を読みたくて、あるいはまだ日本語に翻訳されていない小説を読みたくて、神戸の港の近くの古本屋で、英語のペーバーバックを一山いくらで買ってきて、意味がわからなくても、片端からがりがり乱暴に読んでいきました。最初はとにかく好奇心から始まったわけです。そしてそのうちに「馴れ」というか、それほど抵抗なく横文字の本が読めるようになりました。(p.195)

村上春樹が高校時代に英書多読をしていた事実。

彼の英語力は「がりがり乱暴に読んだ」高校時代の多読体験に支えられている。

もうびっくり仰天!

というか、「やっぱりそうだったのか〜」という安堵感。

ご存知の方も多いと思いますが、村上春樹は優れた翻訳家としても活躍しています。アメリカでは現地の作家たちと対等な立場でフロンティアを切り開き、世界中に読者の層を広げることに成功しています。

しかし、いずれにせよ、本を一冊、最初から最後までいちおう英語で読めるようになりました。なにしろ好奇心がすべてです。しかしその結果、英語の試験の成績が向上したかというと、そんなことはぜんぜんありません。あいかわらず英語の成績はぱっとしませんでした。どうしてだろう?僕は当時、そのことについてけっこう考え込んでしまいました。僕より英語の試験の成績が良い生徒はいっぱいいるけれど、僕の見たところ、かれらには英語の本を一冊読み通すことなんてまずできません。でも僕にはおおむねすらすら楽しんで読める。なのにどうして、僕の英語の成績は相変わらずあまり良くないのだろう?それで、あれこれ考えた末に僕なりに理解できたのは、日本の高校における英語の授業は、生徒が生きた実際的な英語を身につけることを目的としておこなわれてはいないのだということでした。じゃあいったい何を目的としているのか?大学受験の英語のテストで高い点数を取ること、それをほとんど唯一の目的としているのです。(p.196)

 

この春から受験の年を迎える中高生が教室に何人かいます。この時期、受験塾との兼ね合いで教室をお休み、あるいはやめる人もいます。

受験準備、ほんとうにたいへんだと思います。

「また多読で英語を楽しくやっていきたい余裕ができたら、戻って来てね。」

そう伝えます。

小学生のうちは「英語で遊ぶの楽しいな。使えるようになりたいな。」って続けてくれた子どもたちが、中学生になったとたんに「評価される英語」に苦手意識を持って英語嫌いになったり、高校に入って「英語ができないんです…」と、テストで点が取れないことを悲観して、やる気をなくしてしまったり、今までやってきたことまで否定してしまう。

ほんの少し前までは、Poppletonの本を何冊も読んで、「いいなあ、このお話。心があったまる。」と、絵本の読書を楽しんでいた人が、いまは「何をやってもだめなんで。」と、英語に対して自信をなくしてしまっている。

テストの出来不出来に一喜一憂する中で、失われてしまうほんとうの好奇心。

村上春樹が本の中で語っている

なにしろ好奇心がすべてです。

この言葉には重みがあります。好奇心をかき立てるような教育のありかた、逆に好奇心を奪ってしまうようなシステムの存在。

テストって何なのだろう。

評価って何なのだろう。

なんのために英語を学ぼうとしているのだろう。

言語というのは生きているものです。人間も生きているものです。生きている人間が生きている言語を使いこなそうとしているのだから。そこにはフレキシビリティーがなくてはなりません。(p.197)

ほんとうにその通りだと思います。

「テストで高得点」が目標になるとフレキシビリティーはどんどん失われていくでしょう。

「あ〜試験だ〜。」

「間違ったらどうしよう〜。」

そんな暗示にかかって、英語を使ってみようと思えなくなっちゃうんだ〜。

生きている言葉なんだから、生きている人間が使うんだから、フレキシブルにいきましょう。

こういう絵本をたくさん読んで、小さな感動体験を重ねていきましょう。

The Stray Dog  by Marc Simont

 

昨日、一人の中学生が帰り際ぽそっと話してくれました。

生徒「市でオーストラリア・ホームステイの募集をしていて、応募しようと思ってます。」

私 「えっ、ほんと!」

生徒「でも、20人くらいの枠に100人くらい応募するらしくって。」

私「大丈夫、推薦状でもなんでも書くよ、協力するよ!来週少し早くきて話す?」

英語を使う環境に飛び込んでみたい。異文化体験にチャレンジしてみたい。

そんな風に密かに思ってくれている彼女の言葉にすごく励まされました。

これまでコツコツやってきた多読多聴の成果を思う存分発揮しちゃいましょう。

きっと素敵なホームステイ体験になるはずだよ!

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Peace is reading all different kinds of books

前回の投稿でお約束した、もう一冊の紹介です。

英語の本ではありません。

絵本でもありません。

この本です。

もしも学校に行けたらーアフガニスタンの少女・マリアムの物語

ジャーナリスト後藤健二さんの書かれた本です。

後藤さんが写真と文章を通して、私たち大人だけでなく、日本の子どもたちへも「本当の平和とは何か?」について、考え、行動する機会を与えてくれる、そんな一冊です。

難しい漢字にはよみがながふってあります。行間も広く、小学高学年生以上であれば読める内容だと思います。後藤さんの優しく、熱く、誠実な人柄が伝わってくるような文体です。

後藤さんを突き動かしていた、何か大きなものを、理解することができるような気がします。彼のメッセージは確実に、読む人の心に働き、何かが変わって行くはずでしょう。

この本の中に掲載されている22枚の写真は、どれも、戦いの犠牲になって暮らしている子どもたちや一般市民の姿を映し出したものです。弱い立場におかれている人々の様子や表情を通して、何かを伝えようとしてた後藤さんの思いが詰まった写真ばかりです。

大切な息子をアメリカ軍の誤爆で亡くした母親の横顔。

破壊された家の前にたたずむ人々。

車に家財道具を山のように積み上げて移動する家族。

配給センターの前に群がる難民の様子。

学校に行けることになり、友達と入学式に参加するために手をつないで登校する少女の姿。

鉛筆や消しゴムやノートなど、生まれて初めて文房具を受け取る子どもたちの笑顔。

教室に入りきれない子どもたちが、窓の外から中をじっと見つめる様子。

 

後藤さんの文章を読むと、平和のために私たちは何ができるのか、悪を繰り返さないためにはどうしたらいいのか、国際社会の役割は何なのか、いろいろなことが頭の中をぐるぐる巡って、でも本を読み終えるときには何か大切なメッセージが、心の奥まで、深く確かに、伝わってくるのです。本からの抜粋をひとつ書かせていただきます。

夕方、訪れた集落の広いゴミ捨て場で、小学六年生くらいの男の子と三年生くらいの女の子を見かけました。左手に汚れた大きなビニール袋、右手に木の棒を持って、ゴミをあさっています。二人は黙々と、ゴミの中から紙やビニール、鉄くずなどを拾っていました。

女の子が、足を止め、腰をかがめて何かを拾い上げました。

本です。

女の子は腰をかがめたままの姿勢で、その本を開いて、身じろぎせずにじいっと読んでいます。

太陽はもう少しで沈んでしまいそうでした。夕焼けのゆるい光に照らされたゴミの野原の中で、女の子が本を読む姿はまぶしいほど輝いていました。

(神さま、どうぞ彼女を導いてあげてください!)

わたしは、そう願って目を閉じました。(後藤健二著「もしも学校に行けたら」p.122)

遠く離れた国に行って取材をし、その国で起こっている事実を、その国で暮らしている人たちの現実を伝えるために、本に書き記してくれた人がいて、私にはその本を読める自由が与えられています。

何という恵み、何という平和。

平和や自由が奪われている国では、図書館や本屋が襲撃され、トラックに山積みされた本が燃やされ、捨てられ、人々から「読む自由」さえも奪っていくのです。

 

この投稿の前に紹介した”The Peace Book“の短い文を何度も何度も読み返しました。

私の頭の中にも、いろいろなセンテンスが浮かんできました。

Peace is having pencils, erasers, and notebooks.

Peace is having books to read.

Peace is reading all different kinds of books.

 

平和や自由が当たり前になってしまっている国の大人たちが、子どもたちが、この平和をけっして無駄にすることがないように、平和について一緒に考え、平和のために行動することができますように。大人たちが、子どもたちが、いろいろな本を読み、想像力を育み、心に感じ、ともに語り合い、行動して行くことができますように。

この本を一気に読み終わった後、私もそう願って、目を閉じました。

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やっぱり今年も「多読とBBカード」

2015年がスタートしました。

今年も多読とBBカードを楽しくたくさん取り入れながら、英語・日本語のお手伝いをして行きたいと思います。

こちらは私の今月の多読本。

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真ん中のFREE VOLUNTARY READING以外は全て日本語ですが、ブックオフで108円のものばかり。

FREE VOLUNTARY READINGは何度も読み返しています。

 

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1月の中学生クラスは英検の過去問とBBカード。過去問をひたすら解いて疲れた後は、BBカードで遊んでリラックス。このバランスが大切です。

 

 

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そして、大学での日本語多読クラス。今月もたくさんの絵本や読み物を集めるために、図書館通いの日々。本を手にして選ぶ静かな時間は、私にとって至福のひととき。

 

 

英語クラスも日本語クラスも、いろいろな本を介して、たくさんの素敵な出会いがあることを期待しつつ、今年も歩み始めています!

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本を選ぶ

英語多読/日本語多読活動に携わるようになり、「本を選ぶ」ということが、楽しく続けるための大切なポイントであることに気づき始めました。

例えば自宅教室に来ているNちゃん。レッスンで2〜3冊の短い絵本の読み聞かせのあと、「お家で聞く・読む一冊」を決めるのですが、私がお薦め絵本を何冊か並べると、Nちゃんは表紙を見たりページをめくってみたり、よーく考えてから借りて行きます。絵本にはCDがついているので、お母さんが朝の身支度のときに掛け流したり、寝る前に読み聞かせたり、フル活用して下さっています。そして翌週にはお家で聞いてきた絵本をNちゃんが私に読み聞かせしてくれます。

 

次に日本語多読クラスのある留学生の例。多読用読み物に加え、毎週図書館から借りてくる20冊ほどの絵本やアニメブック等をテーブルに並べ読む本を選んでもらっているのですが、来日して2ヶ月にして、すでにお気に入りの作家がいます。先日の多読記録用紙メモ欄に「五味太郎の本はおもしろくて、易しいです」と記録。

また、メアリー・ノートン原作・宮崎駿脚本の「借りぐらしのアリエッティ(アニメージュ)」を4冊一気に読み「この本が大好きです」とコメントしてくれました。

多読を楽しく続けるコツは、本を手に取って自分で選ぶこと。ページをパラパラめくって中をのぞいてみること。「絵はどうかな。言葉は多いかな、少ないかな、おもしろいかな。何ページくらいあるかな。」いろいろと考えてから次の一冊を決めること。そうです、本屋や図書館に行って本を選ぶのと同じです。

「よ〜し、これにする!」と自分で決めた本なら、読んだり聞いたりすることばが意味のあるインプットとなって心と体と頭に残ることでしょう。

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