カテゴリー別アーカイブ: 思い

My Favorite Place

During the Golden Week holidays, my family and I visited the countryside of Japan (Uonuma, Niigata), where my mom and sister’s family live. Uonuma is famous for producing the best rice in Japan. Koshihikari rice from Uonuma is the most expensive rice you can buy in Japan. It is expensive, but it’s so good!!

When we visit my mom’s place, we get to run this beautiful jogging course along the Uono River.

hakkaisan

 

 

It’s May, but there is still some snow on the ground!

 

 

In front of us is the famous Hakkaisan Mountain, on our left is the abundant Uono River, and on our right is the wide open, well prepared rice paddies, ready for planting in a few weeks.

ricepaddy2

 

The abundance of water from the mountain and the river, the clean crisp air, and the fertile land, all of these are the secrets of producing the delicious rice. If you visit there, you can understand why the rice tastes so good!

 

By the way, these beautiful photos were taken by my sister. If you want to see more of the country/nature photos of Japan, please visit her blog here. You’ll want to visit my favorite places when you see her photos!

 

追記:

豪雪地帯としても知られる魚沼地方。この冬の雪があるからこそ、おいしいお米ができるのです。厳しい冬を越えた春の魚沼を訪ねるのが好きです。まだ雪の残る山々を眺めながら走ると勇気が湧いてきます。淡いピンクの桜並木や、黄色い水仙の通りが応援してくれるので、どこまでも走り続けられるような錯覚に陥ります。山歩きをすれば吹き出した木の芽やカタクリの紫の原が、春の訪れを喜び歌っているようです。

草も花も水も山も、そして私も、目には見えないけれど大きな大きな「なにか」から、溢れるような生きる力をもらっている、そういう思いへと招いてくれる、春の魚沼が大好きです。

cherrytree

 

写真は姉が提供してくれました。姉のブログもぜひお訪ねください!

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留学時代の思い出 〜Fluency Over Accuracy〜

実家からもってきた古い荷物を整理していたらいろいろなアルバムが見つかりました。

留学時代の懐かしい写真の数々。28年前のことです。

ホームステイ先

 

教会で知り合ったキャンプさんご夫妻のお宅で感謝祭のディナー。キャンプさんの孫(上)と南米コロンビアからの留学生たち(下)と一緒の1枚。ちなみに私は下段左にいます:)What big hair I had back then!

 

高校の卒業式翌日には成田空港から単身渡米、アラバマ州ガズデンの小さな空港に降り立っていました。タクシーも拾えない夜の田舎町の空港から、Sheriff(保安官)の車で学生寮まで送っていただいた、そんな懐かしい思い出が次々とよみがえってきます。

ルームメイト

 

青のTシャツを着ている人が私の最初のルームメイト、ナイジェリアから来ていた学生アグネス。とても優しい女の子でした。

 

留学当初、はじめの3ヶ月は無我夢中でした。大学入学前には各国から訪れる留学生達と一緒に語学研修を受けたのですが、一番話せないのが私たち日本人留学生。アフリカ、ヨーロッパ、南米から来ていた学生たちはどんどん話します。とても積極的に、文法の間違いなど気にせず、社交的で、おしゃべり上手でした。私たち日本人留学生が唯一、胸を張って参加できたのは、文法のクラスだったかな。

3単現のSとか、単数複数とか、過去形か、いや現在完了形がいいのか、いざ使うときにいちいち気にしていたら、どんどん進んでいく講義でのやりとりや、仲間との会話のスピードに追いつきません。”Fluency Over Accuracy”の必要性をつくづく感じました。

どんどん話したり、書いたりするうちに、文法の間違いも少しずつ直されていく、そんな感覚を養うことが大切だと思いました。文法はばっちりで、きちんとした日本語に訳せるかどうか、そういう力は実際に英語を使う場面では必要ありませんでした。

Fluency Over Accuracy

正確さよりまず先に流暢さ。

ここでいう「流暢さ」というのは、「間違いを気にせず恐れずどんどん使っていく」という意味です。

英語に接する量が増え、どんどん使っていく中で、少しずつ正確さが増していく感覚を養うことはとても大切だと思います。

日本の中学高校6年間で接する英語の量は、このFluencyを体験するにはあまりにも足りないことは事実です。しかし、多読多聴を中心とした活動で英語を取り込む量を増やしていくことは十分可能だと思います。そして、フリーライティングやフリートーキングで、間違いを気にせずどんどん使っていく中で、少しずつ細かい部分に気付き、直し、修正していく。よく考えてみれば、普通に言語を習得していくプロセスです。

日本の学校英語ではまず「正確に」英語を身につけていく事が大切とされています。テストでは「S」が付く付かないで−2点。スペルミスで−1点。マイナス、マイナス、減点方式で、紙面上の正確さにおいては相当訓練されると思います。

しかし、正確さにこだわればこだわるほど、いざ英語を話す、使うときに、間違った事を言ってしまわないだろうか、現在と過去を混同したら意味が通じるだろうか等々、心配しすぎて話すタイミングを逸してしまいます。私を含め日本人留学生たちが間違いを気にしすぎてなかなか発言できなかったもどかしさ、あの頃のことを思い出します。

私の小さな教室でできることは限られているかもしれませんが、「英語を使えるようになる」「英語を使って自分の世界がどんどん広がることを楽しんでいける」ために、Fluency Over Accuracyを大切に、毎週のクラス活動を工夫していこうと思います。

追記:中学生に文法の説明をしようとすればするほど、私自身もまた生徒たちも「使う英語」から遠ざかってしまっているなあと思った事が何度もあります。現在完了、不定詞、分詞、構文、文法用語をどんなに教えても、またマスターしても、実際に英語を使う事をはじめなければ、何のための「英語」なんだろうと思います。私が教室で「多読多聴」や「BBカード」を取り入れるようになったのは、「正確さよりも、間違いを気にしないで使っていく英語」に近づきたいと思ったから、そんな理由なんだと思います。

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Happy Easter!

今日はキリストの復活を祝うイースター。

我家ではクリスマスと同じくらい、子どもたちはイースターのお祝いを毎年楽しみにしています。子どもたちにとって、イースターといえば、new dress, chocolate eggs, peeps, easter bunny, picnics, etc., 新しい命や春の訪れを喜ぶ、心躍るときなのです。

夫の実家では、イースターの休日には毎年、アラバマ州の大きな農場に80人くらいの親戚一同が集まり、持ち寄ったランチやデザートを囲んでピクニックを楽しんだあと、農場に隣接する大きな野原に大人たちが卵をかくし、子どもたちはそれぞれ持ってきたイースターバスケットに見つけた卵を入れてエッグハントをしたり、丘滑りをしたりしました。とっても楽しい思い出です。

さてさて、教会のキッズタイムでは、“The Very First Easter”のストーリーブックをもとに、子ども達にお話をしようと思い、いろいろと準備しました。”Resurrection Eggs”(復活ストーリー卵たち)も登場します!

イースターバニー

 

イースターバニーボックスの中身はなんでしょう。お話を聞いた後に渡します。

 

 

 

今週の英語教室のストーリータイムはエッグハントの本から読み聞かせの予定です。お天気がよければ外でエッグハントもやる予定ですよ〜。お楽しみに!

エッグハントの絵本

 

 

 

 

 

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絵本っていいな

夕べはなんだかとっても疲れて、ソファーでぐたーっとしていたら、目に留まったこの本。

Frederick

 

Frederick   by Leo Lionni

邦題は「フレデリックーちょっとかわったねずみのはなし」

英語で読んでみたくてアマゾンで買ったばかりでした。

 

ちぎり絵タッチのイラストと、野ねずみたちの表情がたまらなくかわいい。ページをめくっているだけで心が和んでくる感じ。

やがて訪れる冬に備えて、野ねずみたちはせっせと働くのですが、フレデリックだけは何もしないで考えている。いや、そうではなくて、彼は長い長い冬に備えて「ひかり」や「いろ」や「ことば」を集めているのだという。

“Are you dreaming, Frederick?” they asked reproachfully. But Frederick said, “Oh no, I am gathering words. For winter days are many, and we’ll run out of things to say.”

そして最後にこんなすてきなことばを残します。

“Aren’t we lucky the seasons are four? Think of a year with one less…or one more!”

内容はこのくらいにして….。あとはどうぞみなさん図書館で借りて読んでみてくださいね。

 

読み終わったとき、何だか心の中にあたたかいものが残りました。

大切なメッセージがあちこちにちりばめられている。

豊かであることの意味。自分らしさ。想像力の生み出すもの。

 

絵本ってすごいな〜。

 

絵本っていいな。

 

追記:この絵本作家はレオ・レオニさん。彼の代表作「スイミー」は国語の教科書にも載っていますね。レオニさんの絵本をもっと読みたくなりました。

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Daily Bread 「日々の糧」

春休み。皆さん、どんなふうに過ごされていますか?

家族で旅行、友達とショッピング、ディズニーランド、お花見、サイクリング、スポーツ、etc.。

我家もみんなで映画を見に行ったり、子どもたちはミニキャンプや小旅行に参加したり、それぞれの”Spring Break”を楽しんでいます。

さて、英語教室ではあえて春休みは設けず、いつも通り多読多聴、BBカード、楽しいボードゲームタイムも取り入れて、わいわいやっています。

この冬、受験でがんばっていた中3生たち。進路が決まり、中学校の卒業式も終え、春休みを満喫しているようです。

ほんとうに、よく頑張りました。受験期になると塾で忙しくなり、英語教室をやめる子があってもしょうがないと思っていますが、「多読を続けたいから」と、今年の二人は塾と英語教室と掛け持ちで頑張りました。Hちゃんは「受験英語の勉強だけだと、英語が嫌いになる。」と言って、教室に来たときはひたすら絵本やCD付きの本を読みあさっていました。フリーライティングでも、率直な思いや、受験期の悩みなどを、がんがん、自由に、英語で書いてくれていました。春休み中も休まず通ってくれています。Mちゃんは、「時間がいっぱいあるから家でも読みたい。」と言って、春休みに入ってからというもの、毎週10冊近い英語絵本を借りて行っては家でも多読をしています。いろいろな音源をダウンロードして、iPodで聞けるようにしたいと、多聴的な英語の取り込みにも意欲的です。

私の身近でもう一人、多読を始めた新高校一年生がいます。教室生ではないのですが、知り合いの息子さんで、将来の展望の中に「英語を使えるようになっていたい自分がある」と相談を受けたので、それなら「多読やってみる?」と勧めてみました。

彼も春休み中「多読で英語」。たくさん読んで、たくさん吸収してほしいと思います。

高校生活がスタートし、忙しくなる前に、みんなの日々の生活の中に英語がごく自然に取り込まれているような習慣を身につけてほしいなあ。たとえば「カバンには英語のペーパーバックが入っていて、いつでも読める。」とか、「iPodには好きな音楽やお話が入っていて、音を聞きたいときはいつでも聞ける。」とか。使える英語に必ず繋がるよ。

話はちょっと変わって…

7年前に今のところに引っ越してきた当初、たいへんお世話になった、もうすぐ80歳になる女性Oさん。先日、その方と駅でばったり会い、電車の中で15分ほど、いろいろな話に花が咲きました。毎日歩くことを欠かさないOさんは、足腰もとっても丈夫。聞くところによると、60代の頃は毎日、二重飛びで体を鍛えていたとか。英語も堪能で、とてもアクティブなおばあちゃんです。

話しながらふと見ると、Oさんの手には、ある一冊の小冊子が握られていました。

Our Daily Bread.

ちょっとした時間に読めるように、いつもこれを持ち歩いているそうです。

英語も聖書も日々の生活に取り込んでいけるように、それがコツよね。

人生の大先輩に、ポンと背中を後押ししていただいたような、清々しい気持ちになりました。

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Apples to Apples

今日の中学生レッスンは多読を1時間したあと、睡魔と戦っていたガールズたちが何人かいたので、ティーブレークの後はApples to Applesで遊びました。皆さん、このゲームご存知ですか。

Apples to Apples

 

 

Apples to Apples Junior!

 

 

 

Apples to Apples

 

ルールは至って簡単。4〜10人がちょうどいい人数。今日は6人で遊びました。まず、Red Card(名詞)を1人につき7枚配ります。そしてリーダーがGreen Card(形容詞)の山から1枚を引きます。

 

 

Apples to Apples

 

 

このリーダーは”Gigantic”を引きました。下には類語として”Huge ” “Large”と書いてあります。

 

 

Apples to Apples

 

 

リーダー以外の5人は、”Gigantic”のイメージにぴったり合うと思うRed Cardを手持ちカードの中から一枚出します。

 

 

その中から、リーダーは自分にとって”Gigantic”だと思う一枚を選びます。誰がどのカードを出したのかはこの時点ではわかりません。皆さんだったら次のどれを選びますか?

Forest Fires, Ham Sandwich, The Statue of Liberty, The Earth, Doctors

リーダーは”The Earth”を選びました。ふむふむ、無難なチョイスかな。選ばれたカードを出した人は”It’s mine!”と言って、そのGreen Cardをもらえます。リーダーは順番にまわってきます。最終的にGreen Card を一番多くゲットした人が勝ち。

自分のカードがリーダーに選ばれるように、カードを出す人たちは自分の手持ちカードを眺め、リーダーの選びそうな名詞はどれかな〜と考えながら、「これだ!」と思う一枚を場に出すのですが、自分の言葉のイメージとリーダーの持つ言葉のイメージが合うようにと、試行錯誤するのです。この過程がとってもおもしろい。

とろこで、”Gigantic”と言う言葉に “Ham Sandwich”のカードを出した子はいったいどんなことを考えていたのでしょう。お腹がすいていたから、お〜っきなサンドイッチを思い浮かべたのかな〜。人によって言葉を選ぶ理由や動機はさまざま。

単語集を一冊丸暗記するよりも、ず〜っと実用的な単語の取り込みができるこのゲーム。わいわい楽しみながらリラックスして使った単語はいつまでも覚えていることでしょう。

テストで点をとることだけが目的の単語帳の丸暗記=言葉を扱う思考力が鈍る

本屋に行くと書棚には溢れるほど並べられている英語教材。単語集、問題集、試験攻略本の数々。何冊かこなすと「英語を解いた」気にはなるのですが、いったい何冊こなしたら英語を使えるようになるのでしょう。

試験だけが目的の英語学習をやめることが、使える英語に繋がる初めの一歩なのかもしれません。

ゲームをしながらひとつの言葉の持つ何通りもの使い方を考えてみたり、相手の出方を考えながら言葉を選んだり、やさしい絵本やストーリーをたくさん読んだり、わからない言葉がたくさんあったって観たい映画をふわ〜っとまるごと鑑賞してみたり、間違えを恐れずにどんどん使ってみたり、そういう風に英語を取り込める環境やきっかけ作りをしていきたいと考えます。

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