「すずめ」と言うことばを聞くとなぜかこのすずめを思い出す私。小さな絵本のページで、だるまと てんぐと とんぼと すずめ が楽しそうに遊んでいる図。
画像が不鮮明ですみません…。
「あ、あの絵本だ!」とわかった人はすごい。私と同じ絵本を幼少時代に読んでもらったのですね。 私は「だるまちゃんとてんぐちゃん」(加古里子作)の絵本が大好きでした。
てんぐちゃんのもってるような あかくてながくてとんぼのとまるはながほしいよう
だるまちゃんはおおきなだるまどんにお願いしました。そうするとおおきなだるまどんはきれいな花をたくさん見つけてきてくれました。それを見て、だるまちゃんは泣きそうになって言いました。
ちがうよ ちがうよ まるでちがうよ。ぼくのほしいのはさいているはなではなくて
かおにある はなだよ
家族総動員でおもちをついて、そのおもちで形のいい鼻をつくってもらっただるまちゃんは大喜び。そのときすずめが飛んできて、だるまちゃんの鼻にとまりました。
なんでこのすずめ?
なぜかわからないのですが、幼少時代の思い出が「すずめちゃん」を見ると思い起こされるのです。
私の姉は自身のブログで素敵な写真の数々を投稿してくれます。田舎の風景、自然の美しいひとこま、そしてすずめの写真も。しかも「すずめちゃん」というタイトルでアップしてくれます。姉の撮るすずめの写真を見ると、この絵本のすずめが思い浮かびます。なんでだろう?
「だるまちゃんとてんぐちゃん」
本に込められた作者の思いが今になっていろいろわかるような気がします。かわいいすずめが絵本にアクセントを加えています。絵と物語から、幼い頃のあたたかい記憶を思い出すことができるんです。すずめちゃんは主人公ではありませんが、いい味を出しているんだなあ。
絵本の力は偉大です。
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