今年6月から教室に通い始めた中1生。多読スタート期に選ぶのはORTや CTPのCD付き絵本が中心です。
絵が豊富でシンプルなセンテンスのうすっぺらい本ばかりですが、CDの音声を聞いたり、シャドーイングで追いかけながら読んだり、英語の音やリズムに親しみながら読み進めています。
約一ヶ月半の間に90冊近くの絵本を聞いたり読んだりしてきました。今日まで読み進めた語数はざっと3200語。読んだ本の名前や語数は多読記録帳に記入します。今日も15冊ほど、サラッと読んでしまいました。
教室の子ども達が多読中心に英語に触れるようになってから、「先生から教えられる」という受け身な姿勢ではなく「自分で気付きながら学ぶ」という能動的な態度になっているなと思うことがよくあります。
” It’s melting!”(CTP)という絵本、1ページずつゆっくりと絵をながめながら、CDの音を追いかけるように、センテンスをリピートしていました。
Ice melts.
Butter melts.
Candles melt.
Crayons melt.
Ice cream melts…
all over me!
本を読んだあと、A君とのこんな会話。
A君:Meltsは「とける」って言う意味!
私:That’s right!
A君:クレヨンがとけるなんて、どんだけ暑いんだろう!?
私:It must be a really hot day!
A君:Meltsの’S’は複数形の’S’なんですか?
1ページずつ読みながら、’S’がついている’melt’と、ついてない’melt’があることに気づいたA君。まだ学校では教わっていない三人称単数の’S’について、他にもいろいろなセンテンスを紹介したら、「O.K.!」と清々しい笑顔で納得してくれました。シンプルな英語の絵本を読みながら、絵を見ながら、自分で英語の法則に気づいていく、まさに “The grammar is more caught than taught….” だと思いました。文法は教えられるより、自分で気付き、キャッチしていくと、また何度もそういう例に接していくと、使えるようになってくるのだと思います。
最後にBookFlixから”Knuffle Bunny”を見つけて、絵本動画を楽しみました。
小さい妹さんがいるというA君。
主人公の女の子の行動が妹さんにそっくりだ!と、おもしろおかしく英語のストーリーに見入っていました。
今日も丸々1時間強、多読、多聴、多見で、たっぷり楽しい英語のインプット。
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