オレ、読めるかも!

小学4年生のB君と一緒の絵本タイム。英語60分クラス前半の20分くらいは、絵本と戯れる時間を作っています。「戯れる?」って妙な言葉かもしれませんが、この20分は絵をじっくりながめたり、読み聞かせをする私の声を聞きながらストーリーを追ってみたり、絵から思い浮かぶストーリーを日本語で作ってみたり、いろいろ試しています。こういう時間が一人読みへとどう繋がっていくのか、興味深く観察してきました。

この絵本タイムをレッスンに取り入れるようになり1年。昨日はORTから2冊読み聞かせした後、新しく購入したFirst Little ReadersBrand New Readersを見せたら興味を示してくれたので、それぞれ2冊ずつ、短いセンテンスを私の後について言ってもらいました。

PICNIC by James Croft (Brand New Readers)

Mouse finds cookies.

Mouse finds apples.

Mouse finds bread.

Mouse finds strawberries.

Mouse finds Dog.

Dog finds a bone.

Mouse and Dog have a picnic.

ひと通り読み終わった後、絵も気に入ったようで、「オレ、これなら読めるかも!」と一人読みに挑戦。M..Mouse finds cookie…s.. Mouse finds apple…と絵を見ながらスタートし、途中、私が最初の音だけちょっぴりヒントをあげただけで、なんと最後まで一人で読めちゃいました!発音もイントネーションもなかないいじゃないですか。BBカードの効果もこんなところにあらわれるんだなあ。

「B君、すごいじゃん!」

「え、だって、オレ暗記したもん。」

「暗記だって、字と絵を見ながら音を思い出したんでしょ、読めたんだよ!」

「もう一冊よんでみる!」

読めて嬉しい、もっと読みたい、という気持ちが一気にわいてきたようでした。こうして昨日は2冊一人読みができました。4年生のこの時期に一人で読むことへ気持ちが動いてくれたことに、私もびっくりしました。子どもたちが出してくれるサインや興味を示してくれるタイミングを大切にしながら、これからも絵本タイムを楽しんでいこうと思います。

にほんブログ村 英語ブログへ
☆ランキング参加中☆
ボタンにクリックをよろしくお願いします♪