英語教室で絵本の読み聞かせや多読を導入するようになって、子どもたちの反応がおもしろいので紹介します。
今回は「ベビーシッター」というテーマについて。
ORTとLLLというイギリスの絵本シリーズですが、欧米の日常文化がよくわかる絵本です。この2冊、おもしろいことに登場するベビーシッターは二人とも高校生か大学生年齢のお兄さんたち。私はアメリカに長く住んでいましたが、ベビーシッターは圧倒的に女の子たちの仕事だったように思います。イギリスは男子もベビーシッターのアルバイトをするんですね。
お父さんとお母さんはパーティーにお出かけです。ベビーシッターがやってきました。彼は自分の本を持参しています。子どもたちを寝かしつけた後に、宿題をしようと思ってるのかな?
子どもが「お腹が空いた」と言えば料理をし、
「遊ぼう」と言えばピローファイトで盛り上がります。遊びが豪快で、楽しそう。
寝かしつけるのも上手〜。
最後は片づけも忘れない、さすが!
こういう絵本を読んでいるとき、子どもたちの反応はさまざまです。「パパとママと二人だけでお出かけ!?」「ベビーシッターも子どもみたい。」「調子づいて食べ過ぎ!」「なんで掃除機をうしろにかくすの?」
夫婦が二人だけの時間を確保するために、ベビーシッターを雇う。雇われたベビーシッターは、子どもたちのために奮闘する。子どもたちもお兄さん(お姉さん)が来てくれて、嬉しそう。日本で子守りをする人といえば、圧倒的におばあちゃんやおじいちゃんになるのでしょうが、イギリスやアメリカでは中学生、高校生、大学生が近所の人に頼まれて、あるいは知り合いの紹介でベビーシッターのアルバイトをします。我家のガールズたちも、身近なお仕事としてベビーシッター、マザーズヘルパーをしていました。ティーンエイジャーになってベビーシッターをするのがひとつのステータスというか、責任あるよい子守りができれば、また仕事が回ってきます。若者たちの最初のアルバイトは「ベビーシッター」というのはよくある話です。
絵本で英語&異文化理解。読み聞かせや多読を通していろいろ学べます。
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